「WOOD JOB!」山を守り育ててくれるから、木ごこち良い家が出来るのです。
こんにちは!
自然素材で木の家造り、 茨城県つくば市のヒダモク三代目、
住宅アドバイザーの肥田です。
娘と映画を観てきました。
「WOOD JOB!」
(つくば緑友会主催:森林見学会2010より)
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」の矢口監督が、
山を守り育てる「林業」をテーマにした作品を創りあげたら、
林業・建築関係者としては、観ないワケにはいきません。
かなりの面白いです!おススメです!!
観終えた後、森林浴に行ったかのような心地良さを感じ、
私も幼い頃、何度か搬出現場に連れて行って貰った光景が思い出されました。
実は、昔の筑波山麓は、一大木材生産地でした。
ヒダモクも、私の祖父が筑波山から松材の伐採搬出をしたのが始まりです。
原木(丸太)の競りを見学した帰り道、
主人公の疑問に対し、社長が答えます。
「俺たち林業を営む者は、先祖が植えたもので生活をしいる。
農業は丹誠込めてつくったものを口にできて、味わって貰って、
その喜びを知ることができるが、林業の結果が出るのは自分達が死んだ後。
自分達のことだけ考えてたら、林業は出来ない。」
そうなんです。
林業に携わる人たちは100年後、
孫や曾孫たちの世代の事を考えて仕事をされているんです。
先人たちの「思いやり」と日々の努力があるから、
いま、私たちは自然素材を用いた快適な家に暮らせるのです。
これからも、山と街のパイプ役として、
丹精込めて育てられた木を用いて、
住む人が笑顔で暮らせる、気持ちの良い家を造っていきたいと
想いを新たにしました。
先人たちの想いを「無」にしないためにも、
限りある森林資源、大切に皆さんに届けたいと思います。
映画「WOOD JOB!」、
少しだけ照れるシーンもありますが、
そこは「なあなあ」の精神で、ご家族揃って観て欲しいおススメの映画です。
戦後70年余、安定供給された輸入木材に押されて、
国内の林業は右肩下がりと続けています。
この映画にも出演している伊藤英明主演の『海猿』を見て、
海上保安庁を希望する若者が増えたように、
この映画を見て林業を希望する若者が増えてくれたら…。
切に願わずにはいられません。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材の家は高い!」と思っている皆さん、
費用対効果を考えると、自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
無垢の木と自然素材でつくる、木ごこちいい「家」
-新築木造注文住宅・リフォーム-Hidamoku-
つくば市・土浦市・下妻市・常総市・つくばみらい市・牛久市・
阿見町・かすみがうら市・石岡市・桜川市・筑西市
https://www.hidamoku.com
http://www.ryokuyuukai.com/hidamoku/index.html