フローリング、賢者の選択
床をフローリング貼りにするなら、断然、無垢の木が良いですね!
こう断言すると、
「合板フローリングは、傷や汚れに強いし、
色や柄も豊富だし、何より経済的じゃない!」
などと、異論のある方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、同じ板貼りの床でも
「無垢」と「合板」では、雲泥の差があるのです。
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザーの肥田です。
これからの梅雨や夏場にかけて、
合板フローリング貼りの床は、湿気の影響でベタベタします。
それは、表面をウレタンなどの合成樹脂塗料で塗装されているからです。
合板フローリングのメリットは、「傷がつきくくい」ということです。
だから、自然塗料や自然系ワックス仕上げの製品はありません。
合成樹脂で表面に被膜をつくってフローリングを保護しているので、
どうしても、夏場はベタベタしてしまうのです。
例え無垢フローリングでも、ウレタン塗装を施した製品は、
やはり「ベタベタ感」を感じます。
ところが、
自然塗料や自然系ワックス仕上げの無垢フローリングは、
夏でも「サラッ」としていて、とても足触りが気持ち良いです。
「無垢の床だと、足の跡がついたり、汚れたりしませんか?」
なんて質問を、まれに受けることがありますが、
日本では昔から、手拭いで縫った袋に米ぬかを詰めた「ぬか雑巾」で
床を磨き、米ぬかの油分を塗り込んで床の艶を出していました。
定期的に行う自然系ワックス掛けも「油分補給」です。
だから、足の裏の油も、同じ「油分補給」だと大らかに考えたいですね。
そして、冬。
合板フローリングは、圧縮した木を約2mmにスライスして、
接着剤で五層に貼り合わせます。
だから、空気を含んでいるハズの毛細管も潰されています。
その上、表面に被膜塗装が施されていますから、
はじめから冷たい床材です。
深夜に素足でトイレに行こうモノなら、心臓に負担が掛かるほど「ヒヤッ」とします。
「床冷房」なんていう人もいる位です。
でも、無垢フローリングだったら、そんなことはありません。
ヒノキ・パイン・タモなど、樹種によって度合いは異なりますが、
無垢のフローリングは「温もり」を感じます。
それは、フローリングが空気を含んでいるからです。
桐や杉のように、柔らかい樹種ほど、多くの空気を含んでいます。
だから「温かい」反面、柔らかいから傷も付きやすいのです。
合板フローリングは、傷つきにくいけれど、ベタベタするし、冷たい。
無垢フローリングは、傷つきやすいけれど、サラッとするし、温かい。
どちらにするかは、あなた次第ですが、
お子さんのいらっしゃるご家庭ならば、
なおさら、無垢フローリングがお薦めです。
なぜなら、
身の回りが工業製品ばかりになってしまった現在、
本物に触れて、自然の恵みに癒される感覚を、
お子さんにも味わって欲しいから。
何より、無垢だったら、将来の床の貼替リフォームなんて不要です。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
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