2階でもアリの被害は起きるのです。果たして、その原因は?
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
住宅アドバイザーの肥田です。
息子の同級生宅より相談が、…。
「ベランダにオガクズが落ちていて、
外壁の中から黒い小さな蟻が出てきたりするんですけど?」
私と知り合う以前に、新築されたこのお宅。
建てた住宅会社と連絡が取れなくなってしまったそうで、
その後は弊社を相談相手にして下さっています。
窯業系サイディングをはがしてみたら、
ヒメアリと思しきクロアリに、 外壁の下地材が食われていました。
幸い下地材のみで蟻害は済んでいるようですが、
どうしてでしょう?
クロアリは目に見えないほどの狭い隙間でも通り抜けることが
できるため、家の中にも侵入してくる時があります。
キッチンやお風呂場で、アリが行列を作っていた!
なんて経験はありませんか?
たまに、人を刺すこともありますので注意して下さいね。
実は、
シロアリはゴキブリの仲間で、クロアリはハチの仲間
ってご存知でした?
ですから、クロアリは好んで木材を食べることはありません。
しかし、腐った木材に巣を作る習性があるため、
漏水等で腐った土台がある床下や、
雨漏りをしている壁の中などに巣を作ることが多いそうです。
毎日のようにクロアリが室内を歩き回っている、
毎年同じ時期に数多く徘徊する場合などは、
家のどこかに巣をつくっている可能性が高いといえるでしょう。
今回のケースは、
外壁内部への水漏れが原因だと思われます。
アリが巣を作っっていた下地材の2mほど上に、
コーキングの裂け目が2カ所ありました。
そこから入り込んだ雨水が、
ベランダ立ち上がりの部分に溜まり、
下地材の一部を腐らせてしまった。
たまたま、そこを発見したアリが巣を作ったのでは?
と考えます。
外壁が窯業系サイディング貼りの場合、
継ぎ目には、必ずシーリング(コーキング)材が用いられます。
シーリング材の耐久年数は5~10年です。
劣化した場合、打ち直しが必要になります。
強風の当る場所や、西日を直接受ける外壁などでは、
もっと短期間で劣化します。
やはり、定期的な点検は欠かせませんね。
シーリング材の点検は 、亀裂や剥がれを目視で確認できますので、
ご家族で、年に1度は行ってみてはいかがでしょうか。
今回のアリ騒動での教訓!
「クロアリが出た時は、雨漏りや漏水を疑え!!
年に一度は外壁の点検をしよう。」
ですね。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材の家は高い!」と思っている皆さん、
費用対効果を考えると、自然素材の我が家って、
実は「お得」なんです。
家造りを考え始めたばかりの方は、迷うことも沢山あると思います。
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