高いけれど、無垢の床材をお薦めする理由
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
住宅アドバイザーの肥田です。
築20年のお宅の脱衣所の床です。
湿気や経年劣化で、だいぶ傷んでいますね。
合板のフローリングは、べニアを5層に重ねて貼り合わせ、
一番上に天然木などを貼りつけたものです。
昔は、どのお宅も無垢の床材が用いられていたのに、
いつの間にか、床材は合板フローリングを使うことが、
「当たり前」になってしまいました。
なぜでしょう?
施工する側からすると、
まず、 施工スピードの違いが挙げられます。
合板フローリングは、1枚が長さ1.8m×幅30cm。
ヒダモク標準仕様の無垢のフローリングは、1枚が長さ2m×幅12cm。
畳一枚分貼るのに、合板は3枚、無垢は8枚。
倍以上の手間が掛かります。
それ以上に、
無垢材のメリットばかりに目を奪われて、
均一性の無さや、反りや割れ、季節によって目地が空くなどといった
無垢の木の特徴を理解していないユーザーが多いので、
後々、クレームを付けられたくない!という理由から、
「無垢は高いですよ~」とか、
「無垢はメンテナンスが大変ですよ~」
なんて理由をつけて、
クレームの発生しにくい合板フローリングを薦めるように
なってしまったのでしょうね。
確かに、無垢のフローリングは、合板フローリングと比較して、
価格が高いというのは、事実です。
手間の多さから、工事費も割高になります。
でも、価格差を補って余りある恩恵を受けることが出来ることも事実です。
夏、床がベタベタしないし、冬、温かい。
高級感があって、香りも楽しめる。
時を経るごとに味わいが増してします。
合板製品のように色アセや表面の剥がれの心配がないから、
10年、20年で貼り替える必要もありません。
もし、皆さんが床材に無垢のフローリングを希望されるなら、
無垢材のメリット、デメリットを理解した上で、
無垢材を標準仕様にしているプロを探して下さいね。
つくば市近郊ならば、無垢のフローリングを用いれば、
床暖房なんて必要ないと私は思います。
なぜなら、合板フローリングで床暖房を設置する費用があれば、
無垢のフローリングが貼れてしまうし、
その方が価値があると私は考えます。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材の家は高い!」と思っている皆さん、
費用対効果を考えると、自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
家造りを考え始めたばかりの方は、迷うことも沢山あると思います。
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