あなたの知らない「空気」のはなし
空気が美味しいと気持ち良いですよね!
森林浴に行くと、澄んだ空気の美味しさを感じます。
そして、さわやかなリラックスした気持ちになります。
木々から発散される「フィトンチッド」や、森中に満ちている
「マイナスイオン」などが、
私たちの細胞を活性化してくれ、ストレスの解消を助けてくれます。
だから、私たちは「癒し」や「心地良さ」に満たされて、
元気を取り戻すことが出来るのです。
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
住宅アドバイザーの肥田です。
もともと昔の日本の家は、
無垢の木材や土の塗り壁、和紙や障子紙で作られていました。
自然素材で作られた家は、床・壁・天井の全面が呼吸をしてくれました。
障子や襖で区切られた気密性に乏しい造りも相まって、
常に空気は新鮮で美味しかった。
家に居ながら「森林浴」と同じような効果を、当たり前に得ることが出来ました。
当然、「シックハウス」など存在していませんでした。
それが昭和50年頃のオイルショック以降、家造りは経済性とスピードが最優先されました。
次第に住宅では「新建材」と呼ばれる化学物質を含有した建築資材を用いる量が増えていきました。
更に平成になると住宅の「高気密化」・「高断熱化」が進み、
新建材やじゅうたんや家具類などに含まれた化学物質、
高気密化によるカビやダニの発生などが相まって、
室内空気が汚染され滞留して、住む人の健康に悪影響を及ぼすようにになってしまいました。
これが、いわゆる「シックハウス症候群」です。
国は、24時間換気の義務付けや、ホルムアルデヒドを発散する建材の
使用面積制限などの対策を講じました。
法律では「24時間常に換気して、F☆☆☆☆(エフフォースター)認定材料ならば、
ホルムアルデヒドはごく微量なので住宅には制限なく使っていい。」としています。
でも、F☆☆☆☆は低ホルムアルデヒドであって、ホルムアルデヒドはゼロではありません。
しかも、F☆☆☆☆は永遠に安全では無いのです。
シックハウスの規制をクリアするため、各建材メーカーは
ホルムアルデヒドの放散量を抑えた建材をどんどん市場に出してきました。
しかし、この大半は「ホルマリンキャッチャー剤」というホルムアルデヒドの放散量を
抑える薬品を使ってホルムアルデヒドを封じ込めています。
このキャッチャー剤はホルムアルデヒドの吸着作用はあっても
分解作用はないので、薬品の効果(およそ3年程度)が無くなったらホルムアルデヒドは放散されるといわれています。
住み始めて3年以上たってから検査すると、F☆☆☆☆では無くなってしまっている可能性もあるのです。
そんな建材ばかりを用いてつくられた家の中の空気は汚染され、当然美味しくありません。
だから、少しでも快適性をあげるために、
空気清浄機や、夏には除湿器、冬には加湿器が必要になったりします。
本当に家族の健康を考えた家を欲しいならば、
「空気の美味しい家」が良いです!
空気の美味しい家は、とにかく気持ちが良いです。
「毎日の食事が美味しい!」と教えてくれたOBさんも居ます。
ヒダモクは、そんな家造りで、あなたのお役に立ちたいと思っています。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。
あたなもそうかもしれませんね。
しかし、費用対効果を考えると、自然素材の我が家って、
実は「お得」なんです。
そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
また、一般には知られていない建築業界の情報を発信しています。
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