最強のカビ対策は?
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
住宅アドバイザーの肥田です。
このところの筑波山麓は雨続き。
ドンヨリと重たい天気が続くと、それだけで憂鬱な気分になりがちです。
これからの季節、気温の上昇とともに、湿度も上がります。
湿度が高くなると、家の中がムシムシベタベタ。
不快指数が増すだけではなく、カビが発生しやすくなったりもしますね。
梅雨時でも快適に暮らすことは難しいのでしょうか?
一年を通して、人間の身体がもっとも敏感に感じるのは「気温」ですが、
「湿度」もまた無関係ではありません。
夏の蒸し暑さをあらわす指標である「不快指数」は、
気温が徐々に高くなり、湿度が急激に上がるこの時期から徐々に上昇しはじめます。
雨の日が続くと、室内でも不快指数が増すため、
「なんとなく体調が優れない」「疲れが取れない」など、体調維持も難しくなったりします。
また、湿度はカビの要因でもあります。
カビは「温度」・「湿度」・「汚れ」の三大条件がそろった場所に発生しやすくなります。
カビの三大条件は、ダニの発生条件とほぼ一致しているため、
梅雨時にはカビだけではなくダニにも注意が必要です。
カビ対策として、エサになる「汚れ」を排除することも大切ですが、
実はカビのエサはそれだけではありません。
住宅に含まれる木材やビニールクロスなど、有機化合物ならなんでも栄養分にしてしまうので、
『掃除だけではカビの繁殖を抑えるのは難しい』
といわれています。
しかし、湿度が60%以下の環境では、カビの繁殖力は弱まります。
梅雨時は、室内の湿度を下げることこそが、最強のカビ対策なのです。
ところが、現代の気密性の高い住宅では、どうしても「湿気」はこもる傾向にあります。
ですから、エアコンや除湿剤などを使って、屋内湿度を下げようとします。
残念ながら、多くのご家庭からの人工排熱が、
ヒートアイランド現象や地球温暖化の一因にもなっています。
「調湿」という言葉をご存じですか?
「調湿」とは、湿度が高いと水分を吸収し、湿度が低いと放出する機能のこと。
昔の高温多湿の日本の家屋は、床下や天井を高くした通気性の良い間取りを、
木や土、和紙などでつくっていました。
昔ながらの自然の素材で作られた家は、
自然と湿気を吸ったり吐いたりという「調湿」効果があります。
これって家の除湿にピッタリですよね?
何より暮らしていて気持ちが良い!
そして、湿気を取るには何と言っても、空気の流れをつくること。
クローゼットや押入れの下にスノコを敷くなどして、隙間を開け、空気のよどみを作らないこと。
天気のいい日は窓や扉を開け放ち、風を通したいものです。
無垢の木や、珪藻土をはじめとする自然素材や、通風など、自然と上手に付き合うことは、
最強のカビ対策でもあり、
梅雨時も気持ち良く暮らせる方法の一つだと私は思います。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材の家は高い!」と思っている皆さん、
費用対効果を考えると、自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
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