雨漏りは放っておけば、放っておくほど…
台風7号が茨城県を直撃した月曜日、
こんな電話をいただきました。
「普通の雨なら全く平気なんですが、
2、3年前から今日みたいな雨だと雨漏りするんです。
建てて貰った住宅メーカーは、
1度応急処置に来てくれましたが、
その後は来てもくれません。
1度見ていただけませんか?」
雨漏りは雨水の通り道が乾いてしまう前に、
天井裏などをのぞいて、漏水箇所を特定しておくのが得策です。
「雨漏り」は、気付いた場所の真上では起きません。
案外離れた箇所で起きていたりするものです。
乾いてしまってからでは、場所の特定も困難で、
的外れな箇所を補修してしまうことも少なくありません。
急ぎ確認に行ってきました。
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザーの肥田です。
雨漏りをしているのに放っておくのは、
家の劣化を早めているのと同じです。
目視できる被害が発生しているということは、
目で確認できない天井裏や壁の裏側では、
もっと症状が進行している可能性が高いからです。
あなたが気付かないのは、普通の雨でも雨漏りしているけれど、
あなたが気付く所まで伝わらずに済んでいるだけかもしれません!
屋根からの雨漏りで、小屋裏を伝って部屋の中に雨漏りをしている場合、
まず天井裏の断熱材は、水を含んだままだしカビだらけでしょう。
また、壁のシミがハッキリと分かるようなら、
壁の内部の石膏ボードや断熱材が水分を吸って、
裏面にもカビが生えてきてどんどん黒ずんできてしまい、
断熱材は全くその性能を発揮できなくなっています。
やがては、壁紙も剥がれ出すことでしょうす。
(水を吸った壁下地石膏ボードの裏側)
グラスウールやロックウールなどの充填型の繊維系断熱材は、
1度水分が染みこんでしまうと、ラッピングされていることや、
壁の内部が密閉されているため、ほとんど乾くことはありません。
(水を吸ったグラスウール断熱材)
そのため柱や土台などの骨組や、耐震性を保持するための耐力面材に
そのまま水分が伝わり、腐朽菌を繁殖させてしまうこともあります。
何より、部屋の中も湿気が増しますから、
壁の裏だけでなく、表面にもカビが生えてきて、
住んでいる人の健康にも悪影響を及ぼすことにも成りかねません。
雨漏りは放っておけば、放っておくほどお金が掛かります。
特に、いまの普通の家は、
気密性が格段に向上している上に、
柱が壁の中に隠れる「大壁」構造です。
雨漏りに気付いた時には、ある程度被害は進行しています。
早め早めの補修を心掛けたいですね。
週明けには、「猛烈な」台風が日本を襲うとの予報です。
雨漏りに心当たりがある方は、メールで気軽にご相談下さい。
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