災害に強い我が家にするための、3つのルール
今年の夏は、これまでにない台風に遭遇した夏です。
日本近海で1度に3つの台風が発生し、日本列島に大きな災害をもたらしました。
4月には熊本を2度の大地震が襲っています。
これからの家造りには、「災害への強さ」も求められると思います。
では、一体どの様な家造りをしていけば良いのでしょうか?
こんにちは!
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザーの肥田です。
私の生まれ育った筑波山の麓は、蜜柑の生産の最北端という、
気候温暖で非常に住みやすいところです。
大きな災害も、私が記憶している限り、
30年前に台風による洪水に見舞われた程度です。
それがどうでしょう?
最近の自然災害の報道の多さに、心が痛みます。
ヒダモクのある茨城県南西地域で、過去10年を振り返ってみただけでも、
2009年には、土浦市と竜ケ崎市に「F1」クラスの竜巻が発生
2011年には、東日本大震災、
2012年には、「F3」クラスの竜巻が常総市~つくば市を17㎞縦断
昨年2015年には、常総市で鬼怒川が決壊。街や田畑が水没した様は、
皆さんの記憶に新しいと思います。
今年、81歳になる私の母と、高校2年生の息子の被災経験数が、ほぼ同じ。
コレって、チョット怖いですよね。
ですから、
尚更「災害に強い家」を考えていくことが、
必要ではないでしょうか。
そこで、災害に強い我が家をにするため基礎のキソとして、
3つのルールを考えてみました。
■ハザードマップを手に入れておこう!
自宅が浸水しやすい地域かどうか?、
これから購入する土地が安全かどうか?、
避難しなければならない時には、何処へ避難すれば良いのか?
などを確認しておきたいものです。
パソコンで「市区町村名 ハザードマップ」で検索すれば、
簡単にダウンロード出来ます。
プリントアウトして、家族全員で確認しておいて下さいね。
■地盤高さを高くしよう
お隣りのお宅や前面道路より敷地が低いお宅を見受けることがあります。
そんなお宅は、雨水が隣地や道路から敷地に流れ込んでくるため、
日常的に湿った土地になりガチです。
したがって、ゲリラ豪雨などの際には、敷地に水が集まり、
床下(床上)浸水の危険が高くなります。
建物周囲の地盤高さはお隣りや道路よりも高くしたいものです。
過去に道路に冠水があった地域の場合には、
少なくとも建物直下地盤高さは、その冠水高さまで確保したいですね。
■家の形はシンプルにしよう
凹凸のある家って、格好良いし、高級感を感じますよね?
でも、凹凸のある建物は、何かと不具合を起こし易いのも事実です。
台風や竜巻となどの風雨に対しては、我が家の形状は
シンプルな方が被害が少ないと思います。
真四角の正方形や、正方形に近い長方形の家なら、
凹凸が無い分、強度の弱い箇所が少ない建物になります。
どの方角からの風雨にも対応できることでしょう。
また、正方形や正方形に近い長方形の家は、
耐震的にも強い家が出来ます。
家の形状はシンプルが良いですね。
「災害に強い家」は考え始めたらキリがありません。
皆さんの住んでいる地域や、立地条件によっても対策は異なります。
まずは自分の住んでいる地域を良く調べて、
防災対策の優先順位を決めて予防策を講じて下さい。
何事も、「備えあれば憂いなし」です。
そこから先は、私達プロがお手伝いします。
一緒に安心安全な我が家を考えていきましょう。
ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。
あなたもそうかもしれませんね。
しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
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「安全・安心・快適な家が欲しいけど、自然素材は高い?」
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