つくばで引戸の家が欲しいあなたへアドバイス -お薦めできる引戸できない引戸-
ヒダモクは、家の中の出入り口には基本「引き戸」をお薦めしています。
引き戸は、
ドアのように開閉スペースが必要ないこと、
開閉に際して人が前後の移動が必要ないので、
住む人が「高齢者」といわれる年代になっても暮らし易い
バリアフリーの家になるからです。
先日、1階をバリアフリーとした築10年になる
ヒダモクOBさんから相談がありました。
この相談で、
実は家の中の「引き戸」には
これまで私が気付かなかった、
お薦め出来るモノとお薦め出来ないモノがあることが判ったんです。
こんにちは!
新築・注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザー&ホームインスペクター(住宅診断士)の肥田です。
繰り返しになりますが、
引き戸は、ドアのように開閉スペースが必要ないこと、
開閉に際して人が前後の移動が必要ないので、
バリアフリー住宅に適しています。
ただし、ドアに比べると
開口部分が大きいので、その分骨組を大きくする必要があったり、
プライバシーの確保に難があるといえます。
ヒダモクOBさんは、これらの説明を聞かれた上で
家の中の出入口を選んでいただきます。
ほとんどのOBさんが「引戸」を選ばれて、
「使い易い」・「移動が楽」と好評です。
OBさんからの相談は、
「トイレと脱衣室の鍵が壊れた。」というモノでした。
予算内で壁を漆喰塗りにする費用を捻出するため、
内装建具はシート貼りの既製品を選択された建物です。
確か積算時に、新製品という事でメーカーも力を入れていた建具だったと記憶しています。
大手建材メーカー製品だったので、「鍵なら簡単に交換できるだろう」と
タカを括っていましたが、既に廃盤。
同じ形状の鍵を見つけることは出来ませんでした。
「これまでと違う形状の鍵をつけるために空く隙間を
カバーで埋めたらどうだろう?」
使い勝手や費用、耐久性など検討した結果、
扉ごと交換することになりました。
実は、
内装用の引戸の鍵は二種類あります。
「引手一体型」と「引手分離型」です。
引手一体型とは、文字通り引手と鍵が一体になったものです。
デザインに凝ったりしているのでオシャレで高級感があります。
住宅内装建材メーカーの引戸は、このタイプが多いです。
ただし鍵が壊れた時に、
今回のように同じような製品を見つけることが困難な場合があります。
(大建工業HPより引用)
引手分離型は、引手と鍵が別々です。
欠損部分が小さくて済みますから、建具の強度を保つことが出来ます。
見た目の高級感は劣るかもしれませんが、
万が一、鍵が壊れた場合でも、大きさや形状の違いは余り無いので、
鍵だけ容易に交換できます。
(大建工業HPより引用)
ヒダモク標準仕様のトイレや脱衣室の引戸は以前から「引手分離型」です。
モチロン建具本体は、無垢材です。
住宅建材メーカー製の内装建具を使った家造りの経験が余り無いので、
恥ずかしながら、引手一体型のデメリットに今まで気付きませんでした。
OBさんには申し訳ない気持ちで一杯です。
今後も、予算の関係などで
「建具は量産品で良い。その分の費用を他に回したい。」
というお施主さんがあるかもしれません。
その時は今回の教訓を活かし、メーカーの言う事を鵜呑みにせず、
引手分離型の鍵付き引戸を採用したいと思います。
ヒダモクは、つくば市を中心に、
地元の樹と自然素材を用いた木ごこちいい家づくりを
提案しています。
「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。
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しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
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