幾つになっても超快適な我が家にするための7つの極意
ご年配のご夫婦が、快適な毎日を過ごすためのコンパクト住宅の設計依頼をいただきました。
ご本人たちは「(そこまでの)必要ない。」っておっしゃっていましたが、
ヒダモクとしては「バリアフリー住宅」をご提案させていただくつもりです。
誰しも、今は普通に動けても、老化による足腰の衰えは避けられません。
そんな高齢者が暮らし易い家は、誰にとっても使い易い家です。
なぜなら、介護するされるまで想定された住宅ですから。
ですが実際には、単に「段差を失くす」とか「手摺を付ける」だけの
バリアフリー住宅も少なくありません。
では、本当のバリアフリー住宅は、どうやって作ればよいのでしょうか?
こんにちは!
新築・注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザー&ホームインスペクター(住宅診断士)の肥田です。
「バリアフリー」とは、高齢者や障がい者などが「生活する上で支障となるものを取り除く」ことです。
一番分かりやすいモノが、部屋と廊下の間などに「段差を付けない」ことでしょうか。
日本家屋の場合、昔は段差の高さで、格式などを表していましたが、
杖や車イスを使って屋内移動する場合、僅か数cmの段差がストレスの原因となります。
バリアフリー住宅は、高齢者だけでなく家族全員にメリットがある住宅です。
例えば、妊婦さんやヨチヨチ歩きの赤ちゃんでもつまずくことがありませんし、
年齢に関係なくケガや病気が原因で、家の中で車椅子や手摺に頼らざるを得なくなる場合もあるからです。
高齢者になってからも暮らし易いバリアフリー住宅は、段差の解消だけでは出来ません。
これからの家造りのスタンダードにすべきだと思います。
ですからヒダモクは、ハード面だけでなくソフト面の工夫も常に心掛けて家造りに取り組んでいます。
◎超快適な我が家にするための7つの極意①
トイレは寝室の近くに広めにつくる
高齢者の方は、必ず夜中にトイレに行かれます。
今までのように楽に移動できなくなくなった時や、
ヒートショック(温度差による身体的トラブル)が心配な季節は、
あなた方ご夫婦の寝室とトイレは近いほど、暮らし易い家になります。
手摺の設置は当然ながら、
出来ることならトイレは車椅子でも使える位広めに作る方がお薦めです。
広いトイレは万が一に介護が必要になった場合でも負担も軽減出来ます。
◎超快適な我が家にするための7つの極意②
お風呂も複数で入れる広さにつくる
高齢者になってからも暮らし易い家は、水周りの使い勝手がとても重要です。
特に浴室は、浴槽の立ち上がり高さに足をとられ、転んで怪我をすることも考えらえれますので、
手摺はモチロン、介護をする方と一緒に入れる広さが望ましいです。
また、出入り口は万が一を考えて、二連引戸などがお薦めです。
間口が広いほど出入りも楽ですからね!
◎超快適な我が家にするための7つの極意③
洗面台の高さに注意!
洗面台を作るとき、高さに注意してください。
健康な大人が使用するのに良い高さと、年齢を重ねて腰が伸びなくなったり、
車イス生活を余儀なくされた方が使いやすい洗面高さはかなり異なります。
健康な大人には低いかもしれませんが、最初から車イスなどを想定した洗面高さに
しておくのも一つの方法です。お子さんや高齢者、車椅子利用の方にはとても便利です。
「車イスなんて、まだまだ先のこと」と思っていても、長時間立っていることがツラい方もいらっしゃいます。
そんな方のためには、洗面台そばにベンチを設置したり、イスを置けるスペースを確保しておくのも将来への備えですね。
◎超快適な我が家にするための7つの極意④
廊下は車イスが使える幅に
高齢者になっても暮らし易い家にしたいけれども、リフォームしてもバリアフリー化が難しいのが「廊下」です。
車イスのサイズにもよりますが、廊下の幅は85cm以上必要です。
幅が85cmあれば、介護者と介護をされる方が二人並んで歩ける幅でもあります。
普通のお宅の廊下幅は概ね76cm。手摺を取り付けると70cmしかありません。
この15cmの差は、あなたの想像以上に快適性の違いとなるのです。
◎超快適な我が家にするための7つの極意⑤
玄関へのアプローチはスロープ
快適な室内空間と外界をつなぐ玄関も、高齢者になっても暮らし易い家にするための重要ポイントです。
杖を使って歩かれる方は、「階段はとても怖い。」とおっしゃいます。
また、車イス利用者の場合、階段での出入りはとても難しいものです。
最初からスロープをつけておけば、高齢者のみならず、
妊婦さんやお子さんでも転倒の恐れが無くなり安心です。
◎超快適な我が家にするための7つの極意⑥
家族が自然と集まるリビング&ダイニング
リビングやダイニングは、家族が顔を合わせる場です。
高齢者を含む家族全員が自由にくつろげる場にしたいものです。
そこで気を付けたいのが、テーブルの高さです。
車イスのまま食卓を囲めるテーブル高さは70cmが目安です。
一般的なテーブルも概ね70センチですが、車イスのサイズによっては入れないこともあります。
そんな場合、高さ調節のできるテーブルが便利です。
ヒダモクでは、無垢板テーブル作りも得意です。
脚の長さも変えられるように出来ますから、長くお使いいただけます。
また、リビング・ダイニングの一部に畳敷きの小上がりを作るのも工夫の一つです。
小上がりにテーブルを寄せて設置すれば、家族全員で食卓を囲むことができます。
小上がりは、ご高齢の方が食事中に疲れたとき横になることもできますし、
お子さんのお昼寝や遊び場にもなりますので、育児中の親御さんも安心ですね。
◎超快適な我が家にするための7つの極意⑦
内装仕上げは自然素材にする
いまの普通の家は化学物質(VOC:揮発性有機化合物質)が含まれる新建材で内装を仕上げます。
ですから、シックハウス症候群や化学物質過敏症、アレルギーやアトピーなど、
住む人の健康に悪影響が及ぶ恐れがあります。
特に赤ちゃんや高齢者など、気管支の弱い方は注意が必要です。
だから、24時間強制換気が義務付けられています。
それでも健康を損なう方がいます。
無垢材や珪藻土などの自然素材を内装に用いると、
無垢の木が持つ、触り心地の良さや香りを楽し見ながら、
安心して健やかな暮らしを送ることが出来ます。
人体に有害な化学物質が含まれていないからです。
そんな自然素材には調湿機能があり、1年を通して快適な湿度を維持してくれます。
耐久性や断熱性、保温性に優れてた素材です。
これからの住まいは、
「段差を無くす」、「手摺を付ける」、「万が一の車イス使用に配慮する」などの、
ハード面でのバリアフリーだけでなく、
自然に「家族の絆」が育まれ、「気持ち良い」など、ソフト面も充実した住宅にすべきだと思います。
そのためにも、「超快適な我が家にするための7つの極意」を
上手に取り入れて、納得満足な我が家を手に入れて下さいね。
ヒダモクは、つくば市を中心に、
手に触れるところは、地元の無垢の木や珪藻土・クロス・畳など
自然素材の内装材を用いた木ごこちいい家づくりを提案しています。
「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。
あなたもそうかもしれませんね。
しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。
そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
また、一般には知られていない建築業界の情報を発信しています。
「安全・安心・快適な家が欲しいけど、自然素材は高い?」
と思われているあなたは、こちらの資料をぜひお読みください。
家造りを考え始めたばかりの方は、迷うことも沢山あると思います。
そんな皆さんには、
「知っ得!納得!!家造り」メールセミナーをご用意しています。
家造りを基本から学びたいという方は、コチラをご活用ください。
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