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更新日 2017年5月9日

つくばでマイホームを建てるには、いくら貯めれば良いの「自己資金」? 


数年後に新築を考えているけれど、「まだ全く家については知識が無い」というお若いご夫婦が、
ヒダモク「住まいル相談会」にお見えになりました。
 
資金計画の話をさせていただくと、
「ネットなどで、『マイホームのための自己資金は6~700万円用意した』なんて話を目にしますが、
自己資金って、その位無いとダメなんでしょうか?」
という質問をいただきました。
 
最近では、自己資金無しでマイホームを手に入れる方も増えてきました。
 
確かに
住宅ローンは、自己資金が少なくても借入可能ですが、
自己資金が少ないほど月々の返済額は多くなり、借りた後の負担が大きくなります。
 
では、家造りにおける自己資金は、一体いくら位あれば良いのでしょうか?

 

住宅ローンシュミレーション
 
こんにちは!
新築・注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。
自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザー&ホームインスペクター(住宅診断士)の肥田です。
 
家造りには手順があります。
 
その手順を無視したり、また知らないままに
「資金計画」や「素材/工法」を後回しにして
「間取り」を考え始めたり、住宅展示場などへ出掛けてしまったりすると、
住宅ローンの返済に苦しむような後悔する家造りに陥りやすいので注意が必要です。
 
ヒダモクではマイホームで後悔するご家族を一組でも減らしたくて、
毎月「住まいル相談会」を開催して家造りの手順をアドバイスしています。
 
さて、自己資金の額ですが、
これまで「家造りの自己資金は総額のの2割は必要。」と言われてきました。
 
住宅金融支援機構が実施している「フラット35利用者調査報告」では、
平均的なマイホーム購入金額と資金の内訳が確認できます。
 
これによると、2015年度に茨城県内で家を建てた人(565人)の内訳は、
2~30歳代の人が約50%、4~50歳代が約38%、60歳以上の方が約12%です。
 
先の「フラット35利用者調査報告」によれば、
2015年度の茨城県の平均建物価格は約3000万円。
自己資金600万円は、これまでの定説20%に合致します。
 
ただし、

全年齢での平均値ですので、若年層ほど自己資金は少なく、
年齢層が上がるほど、自己資金額は多いと推測されます。
 
ご相談に来られたご夫婦のような20代30代のご家族が

マイホームを手に入れようと考える理由は幾つかあります。
 
中でも「子どもの小学校入学」は、高いウェイトを占めています。
 
では、20代30代のご家族がマイホームのために自己資金600万円を貯蓄するとしたら、
一体何年掛かるでしょう?
 
これまでの貯蓄分を合わせても5年、いや10年はかかるかもしれません。
 
自己資金20%を達成するまで、家造りを先延ばしにすると、
お子さんの転校問題、
住宅ローンの金利上昇や借入期間の短縮化。
などのリスクも生じます。
 
「自己資金2割」や「自己資金600万円」は、全年齢での平均値です。
20代30代でマイホームを手に入れようとする場合、それを達成できるご家族は稀でしょう。
 
では、
20代30代の方の自己資金は一体いくらあれば良いのでしょう?
 
ヒダモクは「自己資金最低1割」だと思います。
 
なぜなら、金融機関には「融資率」というものがあって、
融資率9割以下9割超では、住宅ローン金利が異なるからです。
 
2017年5月現在のフラット35の場合、
融資率9割以下の金利:1.060%
融資率9割超の金利:1.500%です。
 
これを、2015年の茨城県の平均総費用3000万円の家に当てはめてみると、
 
・融資率9割(自己資金300万円):金利1.060%
借入:2700万円
借入期間:35年(420回払い)
月返済額:76,974円
総支払額:32,329,271円
 
・融資率9割超(自己資金0円):金利1.500%
借入:3000万円
借入期間:35年(420回払い)
月返済額:91,855円
総支払額:38,579,239円
 
その差、約625万円にもなります!
 
返済期間が長く取れる方の場合、
いま置かれている家庭状況に応じた資金計画を立て、
繰り上げ返済などを駆使しながら、将来のリスクに備えることも可能です。
 
マイホームは手に入れることよりも、
手に入れてからの毎日の暮らしの方が大切です。
 
あなたのライフプランをしっかり把握して、
まずはキチンとした資金計画を立てて下さいね。

 

 

ヒダモクは、つくば市を中心に、
地元の樹と自然素材を用いた木ごこちいい家づくりを
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