檜(ヒノキ)と漆喰の自然素材の家:板倉工法
板倉工法(いたくらこうほう) ってご存知ですか?
昔から山間部などで倉庫などに用いられていた
壁材に横板を用い、壁塗りを行わない簡素な木造建築の伝統工法です。
・落とし込んだ厚板がそのまま化粧材となる
・板壁のみで適度な保温性、通気性、保湿性を保つ
・比較的高い防音性がある
・柱や梁、壁と全て木材のみで構築できるため、自然素材の使用が増える
・板壁自体が強度を持つため柱の強度を節約でき、同じ敷地面積で部屋が広く取れる
・落とし込み板の大きさが規格化され、材木量の割には安価に入手できる
・シックハウス症候群となる人工物を含まない形で建築可能
などの利点から、最近では住宅としても用いられることが多くなりました。
エントランスは、御影石・木曽桧と漆喰で仕上げました。
(左)階段の蹴上げは15cm、昇り降りも楽チン!
(右)構造材の横板が、内装材兼用。
和室は、火山灰左官材塗り仕上げ。
将来二分割可能な間取りです。
いつお邪魔しても、木の香りあふれ、
湿度の高い夏も、乾燥注意報がでる冬も、
いつも快適なお住まいです。
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